赤ちゃんをお風呂に入れようと思うと、かならず必要になるのが「石けん=ベビーソープ」。
「ベビーソープ」といっても、泡や固形などのタイプの違いや成分もいろいろ。
いったいどれを選べばいいのか、悩んでしまいますよね。
そもそも、ベビーソープって必要なの?
いつからいつまで使うものなの?
沐浴剤じゃだめなの?
なんて疑問もありませんか?
新生児から使いやすいのは、泡で出てくるベビーソープ。
選ぶときに覚えておきたいポイントは、「価格、安全性、保湿力」なのです。
こちらのページでは、薬剤師であり3人の子どもを絶賛育児中の私「ゆり」が、自分の子どもたちにさまざまなベビーソープをかたっぱしから試した比較結果と合わせて、実際に使ったからこそわかる「新生児から安心して使えるベビーソープの選び方」と、自信をもっておすすめできるベビーソープのランキングをご紹介していきますので、ぜひ参考にしてみてください。
赤ちゃんに安心して使えるベビーソープを選ぶポイント
ベビーソープを選ぶポイントは…
- 使い続けやすい価格か
- 口に入っても安全か、赤ちゃんのお肌に毎日使っても安心な成分か
- 汚れはきちんと落ちるか、使われている洗浄成分は安全か
- 保湿力があるか
- 使いやすい形状か
詳しくお話していきます。
口に入っても安全か、赤ちゃんのお肌に毎日使っても安心な成分か
赤ちゃんのお肌に毎日使うものなので、なるべく刺激になる成分は少なくしておきたいもの。
ただし、表示成分の何か一つでも無添加であれば「無添加」と表示ができてしまうのです。
合成香料だけは入っていないとか、合成着色料は使っていないからというだけで「無添加」の表示がされているものもあります。
実際に何が「無添加」なのかは、自分でチェックしていく必要があります。
特に刺激になりやすい「パラベン」や「合成香料」「硫酸系化合物」などは無添加のものを選びたいところですね。
汚れはきちんと落ちるか、使われている洗浄成分は安全か
「純石けん」なんて言い方をするね
石けん成分だけのベビーソープは、お肌が弱い子には洗浄力が強すぎることがあるのよ
ベビーソープに使用されている洗浄成分(汚れをおとす成分)は、石けん成分か、合成界面活性剤に大きく分けられます。
よく助産師さんに「合成界面活性剤が良くないから、泡のベビーソープは使わないように」と言われたという方がいますが、実は石けんよりも刺激が少ない合成界面活性剤もあるのです。(ちなみに、現在は合成界面活性剤不使用の泡ソープもあります)
逆に石けんは洗浄力が強いので、お肌の弱い子だと必要な皮脂まで落としてしまうためにカサカサしてしまうことも。
洗浄成分は合成界面活性剤かどうかよりも、実際にどんな成分が使われているかを見極めることが重要になります。
ベビーソープによく使用されている洗浄成分は、ベタイン系、アミノ酸系、石けん、硫酸化合物系など。
基本的にベビーソープに使われる洗浄成分は、赤ちゃんのお肌のことを考えて優しい成分が配合されていますので、それほど神経質にならなくても大丈夫。
ただ、中でも硫酸系化合物は、大人向けの安価なシャンプーやボディソープにはよく配合されていて、泡立ちもよく汚れも落ちやすいという便利な成分なのですが、赤ちゃんにはちょっと刺激になってしまう可能性があるため、個人的にはあえて硫酸系洗浄成分のものを選ぶ必要はないと考えています。
保湿力があるか
お肌の弱い子、乾燥肌の子は特に、保湿成分のプラスされているものを選ぶことをオススメします。
もちろんお風呂上がりに保湿ケアは必要ですが、ベビーソープにも保湿成分が含まれていると、お風呂上がってすぐにカサカサしてしまうことがなくて安心。
添加物は何もかもが悪ではなく、お肌を保護してくれたり、保湿の効果があったり、泡立ちを良くしてお肌への負担を減らしてくれたりという効果もあります。
「何も入っていないものがいい」のではなく、「必要なものはきちんと配合されていて、不要なもの、刺激になるものがはいっていないもの」という基準で選ぶのが賢い選択です。
使いやすい形状
成分は一生懸命選ぶのに、案外忘れがちなのが「使いやすさ」。
特に新生児の沐浴や、首の座らない赤ちゃんの入浴の際は、常に片手で赤ちゃんを支えながら洗わなくてはなりません。
固形の石けんを片手だけで泡立てることを想像してみると、「いや、無理でしょ…」と思いますよね。
片手で赤ちゃんを支えながら洗うときには、石けんを泡立てることはほぼ無理だと思ってください。
逆に、しっかり泡が立っていない状態で石けんをお肌に塗ると、お肌をこすって無駄な刺激を与えることになってしまいます。
首がすわるまでの赤ちゃんには、絶対に泡で出てくるタイプを選ぶべし、です。
逆に、一人でたっちして待っていられるようになれば、どんなタイプの石けんでも大丈夫。
コスパを重視して固形石けんを選ぶのもアリです。
おすすめはどれ?ベビーソープ実力ランキング!
上記のポイントを中心に実際に使用してみた結果、おすすめ出来るベビーソープをランキングにまとめました。
何を重視して選ぶかによって、ランキングも変わってきますので、ここでは「コスパ別」「成分別」にランキングを作成しています。
こちらに並んでいるものは、どれも安心して赤ちゃんに使えるものばかりなので、あとは使い心地や赤ちゃんのお肌に合うものを選んであげて下さいね。
コスパ重視のおすすめベビーソープランキング
ベビーソープは毎日使うもの。
コスパはやっぱり大切ですよね。
お手頃価格でも、優しく洗えてカサカサしない、実力派ベビーソープのランキングです。
ママ&キッズ ベビー全身シャンプーフレイチェ
アミノ酸系の優しい洗浄料で、しっとり洗い上がるのに続けやすい価格が嬉しい!
ベビーソープでは珍しく950円でベビーソープとローションからクリームまで試せる「トライアルセット」が用意されているので、悩んでしまったら、まずはこちらのトライアルセットを使ってみるのが一番。
キューピー 全身ベビーソープ
薬局やドラッグストアなどでも手に入りやすくプチプラなベビーソープ。
アミノ酸系の洗浄料+保湿成分も配合されていて、優しく洗えます。
シャボン玉石けん ベビーソープ[泡タイプ]
石けん成分のみで、とことん安心なのがシャボン玉石けん。
保湿力はちょっと物足りないですが、あまり乾燥しない子ならスッキリ洗い上がります。
成分重視のおすすめベビーソープランキング
成分を重視して、安心安全&しっとり洗い上がるランキングがこちら。
値段はちょっと高いものもありますが、新生児ちゃんやお肌が乾燥しすい子、敏感な子には、ぜひ成分を重視して選んであげてください。
ぬくもり泡シャンプー
天然由来92%のボタニカルベビーシャンプー。
アミノ酸系洗浄料で優しく洗える上に、お肌を整える「ビオチン」「葉酸」にプラスして7種の天然植物エキスがお肌をサポート。
保湿成分がお肌から髪の毛までしっかり保湿してくれるので、トラブルを起こしやすい赤ちゃんにもぴったりです。
お肌にトラブルがある子は頭皮にもトラブルを起こしやすいので、一本で髪の毛から全身までやさしく洗えるベビーシャンプーだと楽ちん&安心。
頭から足まで泡まみれにして、ざーっとシャワーを浴びればOKなので、お風呂嫌いな赤ちゃんにもストレスをかけません。
価格 | 【定期】初回 300ml/2,980円、2回目以降 3,480円(税抜) 【通常】3,980円(税抜) |
洗浄成分 | アミノ酸系 |
保湿成分 | 葉酸、ビオチン、 ツボクサエキス、イタドリ根エキス、オウゴン根エキス、カンゾウ根エキス、チャ葉エキス、カミツレ花エキス、ローズマリー葉エキス |
無添加 | 合成着色料・シリコン・鉱物油・紫外線吸収剤・硫酸系化合物(サルフェートフリー)・パラベン・フェノキシエタノール・エタノール・防腐剤・DPG・PG・タルク・合成酸化防止剤・パラフィン・コカミドDEAは無添加 |
総合評価 |
泡立ちが良くて、少量でも全身を洗える上、一本で髪の毛も一緒に洗ってしまえるので、シャワーで流すのも一度でOK。
髪の毛が絡まったり、頭のニオイが気になってきたけど、シャンプーを使うのはちょっと面倒だな…というときにもピッタリです。
毎朝、髪の毛が絡まってタワシのようになる長女も、このシャンプーで洗うと、きしむことなく絡みがほぐれます。最後にママのコンディショナーを毛先にほんのちょっとつけてあげれば、さらつや髪の出来上がり。
もちろん、体もしっかり洗える上、泡切れも良いので全身するんときれいになります。
保湿成分や整肌成分が配合されているので、洗い上がりもしっとり。
乾燥肌&敏感肌の我が家の次男も、刺激を感じることもなく、お風呂上がりにかきむしってしまうこともありませんでした。
カモミールの香りも子どもたちに大好評で。
なにより、一度にすべて洗ってしまえるのでとにかくママが楽ちん!
お風呂に入れるストレスがだいぶ減りました。
ママ&キッズ ベビー全身シャンプーフレイチェ
トライアルセットで、まとめてベビーのスキンケアを試せるのもおすすめポイントです。
全国180か所以上の沐浴指導で使用されている、ママの間でも定番といえるアイテム。
皮膚科専門医と小児科医の協力のもと、徹底したお肌へのやさしさにこだわって作られています。
食物アレルギーテスト、眼刺激性テスト、皮膚アレルギーテスト済みで目や口に入っても大丈夫。
アミノ酸系洗浄成分が、ほどよくうるおいを残しながら汚れはきちんと落とし、保湿・バリア成分がしっかりお肌をサポート。
しっとりと優しく洗い上げます。
価格 | 【トライアルセット】950円(税込・送料無料) 【通常】460ml/1,512円(税込) |
洗浄成分 | アミノ酸系 |
保湿成分 | うるおいアミノ酸・リピジュア®・トレハロース 、ベビーズエマルジョン |
無添加 | 無香料、無着色、弱酸性、低刺激、パラベン無添加、アルコール(エタノール)無添加、鉱物油無添加、石油系界面活性剤無添加、ノンシリコン |
総合評価 |
赤ちゃん用品店やデパートでも手に入りやすく、こだわりママたちの間でも定番で満足度の高いアイテムです。
お手頃価格で使い続けやすく、アミノ酸系の優しい洗浄成分と、しっかり配合された保湿&保護成分でしっとりすべすべに洗い上がります。
お値段がお手頃なだけでなく、詰替え用もあるのでお得&エコなのもうれしいところ。
においもないので、香りが苦手なママ&ベビーにも最適。
950円のトライアルセットでは、ボディソープ、ヘアシャンプー、ベビーローション、ベビークリーム、日焼け止めと赤ちゃんのスキンケアに必要なものが一通り揃っていますので、スキンケアデビューの赤ちゃんにもぴったり。
公式サイトで購入すれば1000円オフのクーポンがついてくるので、あっという間にもとが取れてお得です。
プレミアムベビーソープ
赤ちゃんはもちろん、ママの顔もしっとりスベスベに洗い上がります
こだわりのコールドプロセス製法でつくられた無添加、ノンシリコンの固形石けん。
3種の天然オイル(ヤシ油、パーム油、アボカド油)を原料にすることで、お肌への優しさを保ちつつ、うるおす力をキープ。
2ヶ月もの時間をかけてじっくり作られているため、オイルに含まれるビタミンやミネラルなどの有効成分が壊れず、天然の保湿成分が自然な形でそのまま残るので、保湿力たっぷりの石けんになっています。
新生児からやさしく洗えるだけでなく、ママのメイク落としやシャンプー代わりとしても使えるので、お風呂に一つ用意しておけば赤ちゃんもママも安心して全身洗うことができます。
価格 | 【定期コース】1,944円(税込・送料無料) 【通常】90g/2,700円(税込) |
洗浄成分 | 石けん |
保湿成分 | ヤシ油(ココナッツ油)、パーム油、アボカド油、グリセリン |
無添加 | 石油由来成分、合成界面活性剤、合成ポリマー、防腐剤、香料、着色料は不使用 |
総合評価 |
赤ちゃんといっしょのお風呂はバタバタするので、ママも同じ石けんで洗えるととても便利。
ママが自分を洗っているときに石けんが赤ちゃんに飛んでしまったり、ママが泡だらけのときに赤ちゃんが泣いてしまっても、泡がつくことを気にせずにすぐに抱っこしてあげることができます。
泡もミルキーで洗い上がりもしっとりした高品質な石けんなので、「赤ちゃんといっしょに使うから仕方がない」とママが使い心地を我慢しなくていいベビーソープです。
シャボン玉 ベビーソープ泡タイプ
石けん成分のみで作られている泡ソープ。
余計な成分が一切入っていない、完全な無添加石けんなのですが、泡で出てくるので首の座らない赤ちゃんでも扱いやすくなっています。
石けんでありながら、アボカドオイルをベースに作られているので、高い保湿力を持っているのが特徴です。
価格 | 400ml/918円(税込) |
洗浄成分 | 石けん |
保湿成分 | アボカドオイル |
無添加 | 水、カリ石ケン素地のみ |
総合評価 |
シンプルな配合のいわゆる「純せっけん」なのに、洗い上がりがつっぱりにくく乾燥しにくいのが使いやすかったです。
アレルギーのある子にも安心してつかえるので、「いろいろと配合されているのは、ちょっと不安」という方にはこちらが一押しです。
ただ、どうしても保湿力は保湿成分が配合されたベビーソープに比べて弱くなってしまうので、お風呂上がりの素早い&しっかりした保湿ケアが必要です。
キューピー 全身ベビーソープ
マザーズセレクション大賞2016を受賞したママに人気のアイテム。
生まれてすぐから使えて、はじめてのママにもオススメ。
スクワラン&シアバター(皮ふ保護成分)配合で保湿もきちんとされます。
ふんわりキメ細かな泡でやさしく洗えて目にしみにくく、泡切れすっきり。
一本で、髪も体も洗えます。
価格 | 400mL/700円(税抜) |
洗浄成分 | アミノ酸系 |
保湿成分 | スクワラン&シアバター |
無添加 | 弱酸性・低刺激・無着色・無香料 |
総合評価 |
パッケージも可愛いキューピーちゃんで、お風呂タイムが楽しくなります。
一番品質が高い&赤ちゃんに安心して使えると感じたのはベビーソープは「ぬくもり泡シャンプー」
- 天然由来92%
- お肌を整える「葉酸」「ビオチン」と7種類の天然植物エキスがお肌をサポート
- フェノキシエタノール、エタノール、DPGなど赤ちゃん向けでも配合されてしまいがちな成分が無添加
- 泡立ちがよく、一本で髪の毛から足の先まで一度に洗って流せる
- 赤ちゃんの頭のニオイをケアする「チャ葉エキス」&「カモミール」の香りが配合
ベビーソープをいろいろ使ってみた中で、一番「安心」「高品質」と感じたのは「ぬくもり泡シャンプー」でした。
天然成分が92%で作られていて、洗浄成分が優しいのはもちろん、赤ちゃんのお肌をケアするために徹底的に考え抜かれた配合という感じ。
泡タイプのベビーソープは泡が弱いことが多くて、赤ちゃんのお肌にのせたとたんにシュンと消えてしまうものもあるのですが、「ぬくもり泡シャンプー」の泡はしっかりしていて、髪の毛もワンプッシュでしっかり洗えるくらいでした。
新生児ならワンプッシュで全身洗えてしまうくらいの、泡持ちの良さ。
髪の毛から体まで全部を泡まみれにして、一度のシャワーで流してしまえるので、とにかくお手軽。
特に女の子の場合は髪の毛を伸ばしていくことが多いので、どうしても普通のベビーソープでは髪の毛が絡まったり、頭のニオイが気になったりするのですが、「泡シャンプー」と言うだけあって、シャンプーとしての実力もばっちり。
猫っ毛で絡まりやすいうちの娘も、リンスなしできちんと翌朝もブラシが通りますし、カモミールのいい香りになって無駄にクンクン頭の香りを嗅いでしまうくらいです(笑)
ベビーソープで体を洗ったあとに、シャンプーだのコンディショナーだのと何度も洗わなくて良くなったので、お風呂のバタバタ感がかなり改善されました。
もちろん、ママやパパも家族みんなで使えるので、楽ちん&コスパも良好です。
いつでも解約できる(もちろん一回でもok)の定期コースなら、15日間の全額返金保証がついてくるので、もしお肌に合わなかったり使いにくかったときでも安心。
まずはこの超楽ちんなお風呂タイムを、ぜひ試してみてください。
口コミで人気のベビーソープ15種を徹底比較!
商品名 | 価格※ | 安全性 | 洗浄成分 | 保湿力 |
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ぬくもり泡シャンプー[泡タイプ] | 300ml/2,980円 (税抜・定期初回) ※単品3,980円(税抜) |
合成着色料・シリコン・鉱物油・紫外線吸収剤・硫酸系化合物(サルフェートフリー)・パラベン・フェノキシエタノール・エタノール・防腐剤・DPG・PG・タルク・合成酸化防止剤・パラフィン・コカミドDEAが無添加 |
アミノ酸系洗浄成分 ※92%天然由来 |
整肌成分「ビオチン」「葉酸」、保湿成分配合 |
92%天然由来成分が配合されている、やさしい無添加ベビーソープ。 お肌を整える「ビオチン」「葉酸」を配合し、全身から髪の毛まで7種類の天然植物エキスでしっかり保湿しながら洗えるので、トラブルを起こしやすい赤ちゃんにもぴったりです。 ゆり 価格は高めなぶん、成分がとても充実しているのが特徴。パラベンや多くのベビーソープでは配合されているフェノキシエタノールも不使用、洗浄成分も天然由来のアミノ酸系洗浄成分で安心して使えます。整肌成分と保湿成分が、ベビーソープの中ではトップクラスに充実しているので、お肌のトラブルを起こしやすい赤ちゃんにはとくにオススメです |
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ママ&キッズ ベビー全身シャンプーフレイチェ[泡タイプ] | 460ml/1,512円(税込) ※詰替え用あり |
無香料・無着色、弱酸性・低刺激・パラベン無添加、アルコール(エタノール)無添加・鉱物油無添加・石油系界面活性剤無添加・ノンシリコン |
アミノ酸系洗浄成分 |
保湿成分、皮膚バリア成分配合 |
皮膚科医と小児科医の協力のもとで開発されたベビーソープ。 アミノ酸系洗浄成分が、ほどよくうるおいを残しながら汚れはきちんと落とします。 目にしみにくい弱酸性で、保湿成分や皮膚をバリアする成分も配合されています。 ゆり 価格と成分のバランスが抜群。 洗い上がりもつっぱることなく、しばらくしっとりしています。 アミノ酸系洗浄成分のやさしさと、しっかりした保湿成分、お肌をバリアしてくれる成分も配合されていて、総合的なコスパは抜群です。 |
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キューピー 全身ベビーソープ[泡タイプ]
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400ml/700円(税抜) ※詰替え用あり |
弱酸性・低刺激・無着色・無香料。 |
アミノ酸系洗浄成分 |
皮ふ保護成分(スクワラン&シアバター)配合 |
生まれてすぐから使える、目にしみにくく泡切れのよいベビーソープ。 アミノ酸系の洗浄料で優しく洗えて、スクワランとシアバターがお肌をしっとり保護。 パッケージのキューピーちゃんの可愛さも魅力です。 ゆり 市販で購入しやすい低価格帯ベビーソープのなかでは、洗い上がりのしっとり感が優秀。 洗浄成分のやさしさと、保湿成分がしっかり配合されていることから、比較的安心しておすすめできるランクのアイテムです |
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ジョンソン ベビー全身シャンプー 泡タイプ[泡タイプ]
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400ml/ 790円(税込) ※詰替え用あり |
低刺激・弱酸性・無着色・微香性 |
硫酸系洗浄成分 |
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1本で髪の毛から、顔、からだまで洗える目にしみにくい全身シャンプー。 硫酸系の洗浄成分(ラウレス硫酸Na)配合のため、洗浄力が強い反面どうしても刺激もないとは言えません。 ゆり 個人的には今回の比較の中で一番避けたいアイテム。 もちろん硫酸系洗浄成分のなかでも比較的お肌に刺激の少ない成分を使っているのですが、あえてこれを選ぶ理由が見当たりません。保湿成分も配合されていないので、乾燥しがちな子にもイマイチ。合成香料も気になります |
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ピジョン 全身泡ソープ[泡タイプ]
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500ml/980 (税込) ※詰替え用あり |
弱酸性・無着色・無香料・パラベンフリー |
ベタイン系洗浄成分 |
保湿成分配合 |
赤ちゃんの胎脂に近い保湿成分、「ピジョンベビーリピッド」を配合した全身泡ソープ。 ベタイン系の優しい洗浄成分で皮脂を取りすぎず、うるおいを残して洗えます。 ゆり 2018年たまひよ赤ちゃんグッズ大賞1位のベビーソープ。500mlと他の市販ベビーソープに比べて容量が多いので、たっぷり使えます。洗浄成分もお肌に優しいベタイン系で、保湿成分も配合されているので合格点 |
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シャボン玉ベビーソープ泡タイプ[泡タイプ]
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400ml/918円(税込) ※詰替え用あり |
水、カリ石ケン素地のみ ※合成界面活性剤不使用 |
石けん |
アボカドオイル |
石けん成分のみで、不要なものは一切配合されていない無添加石けん。 低刺激で保湿性に優れたアボカドオイルを原料に使用しているので、やさしく洗い上げ、肌の乾燥を防ぎます。 ゆり いわゆる純せっけんと分類できるシンプルな配合のベビーソープ。同じく純石けんに分類される「ミヨシ無添加泡で出てくるベビー石鹸」に比べてアボカドオイルのおかげか、洗い上がりのつっぱり感がほとんどありません。「ミヨシ」を使用感で一歩リードしています |
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ミヨシ無添加泡で出てくるベビーせっけん[泡タイプ]
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250ml/500円(税抜) ※詰替え用あり |
水、カリ石ケン素地、石ケン素地のみ ※合成界面活性剤不使用 |
石けん |
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石けん成分のみで、不要なものは一切配合されていない無添加石けん。 保湿成分も一切配合されていませんが、きめ細かい泡で出てくるので、純石けんでありながら新生児の沐浴でも使いやすいのがポイント。 ゆり 完璧に石けん成分だけの純せっけん。とにかく洗浄力があるのでお肌が「きゅっきゅ」と音をたてるくらいさっぱり洗い上がります。そのぶん乾燥しやすい子には、若干洗浄力が強すぎる感じも。どちらかというとお肌が丈夫な子向き |
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arau. アラウベビー 泡全身ソープ[泡タイプ]
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450ml/864円(税込) ※詰替え用あり |
合成界面活性剤、合成香料、着色料、保存料無添加 |
石けん |
保湿成分(シソ葉エキス&ローズマリー葉エキス)配合 |
石けんベースのベビーソープ。 保湿成分も配合されているので、純石鹸よりはカサカサしません。 洗ったあとにぬるぬる感を残さないので、すっきり洗い上げたいときに最適です。 ゆり 合成界面活性剤は嫌だけど、石けんだけだとカサカサしてしまう…という子にオススメのアイテム。ベタイン系アミノ酸系の洗浄料に比べるとどうしても洗浄力が強いですが、保湿成分がしっかり配合されているので、洗い上がりの乾燥は多少緩和されます |
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アトピタ 保湿全身泡ソープ[泡タイプ]
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350mL/1,250円(税抜) ※詰替え用あり |
無香料・無着色・防腐剤無添加、低刺激処方 |
ベタイン系洗浄成分 |
保湿成分(ヨモギエキス、ラノリン脂肪酸コレステリル)配合 |
赤ちゃんのカサカサカユカユ肌の悩みのために作られた「アトピタ」シリーズのベビーソープ。 保湿を重視した配合になっているので、乾燥しがちな赤ちゃんでも使いやすいのが特徴です。 ゆり トラブル肌の赤ちゃんに向けたシリーズなので、お肌にやさしく、保湿成分もきちんと配合されているのが特徴。うるおいもきちんとキープされ、使用感もかなり優秀でした。他の市販アイテムに比べるとちょっとお値段がするのが難点といえば難点 |
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メリーズ ベビー全身泡ウォッシュ[泡タイプ]
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400ml/1,011円(税込) ※詰替え用あり |
無香料・無着色・低刺激・弱酸性、アルコールフリー |
アミノ酸系洗浄成分 |
セラミドを守って洗う |
おむつのメリーズでおなじみの花王のベビーソープ。 アミノ酸系の優しい洗浄成分が肌本来の保湿成分「セラミド」を守りながら洗い上げます。 ゆり きめの細かい泡で、頭から体まで全身洗えます。洗浄成分はアミノ酸系で、優しく洗え、お風呂上がりのつっぱり感もほとんどありません。 |
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MINON(ミノン) ベビー全身シャンプー[泡タイプ]
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350ml/883円(税込) ※詰替え用あり |
低刺激性・弱酸性・無香料・無着色 |
植物性アミノ酸系洗浄成分 |
バリア機能を守りながら汚れを落とす |
5つの成分で作られているシンプル処方のベビーソープ。 うるおいを守りながら汚れを洗い流す保湿洗浄で、デリケートな赤ちゃんのお肌にもやさしく使えます。 ゆり 昔からある知名度の高いブランド。植物性アミノ酸系の洗浄成分で優しく洗えて、お風呂上がりの突っ張り感もないのですが、乾燥しがちな子は素早い保湿が必要な印象です |
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2E(ドゥーエ) ベビープラス泡ソープ[泡タイプ]
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300ml/1,404円(税込) |
無香料・パラベン無添加・アルコール無添加・鉱物油無添加 |
アミノ酸系洗浄成分 |
肌の潤いを奪わずに汚れを取り去る |
資生堂のベビーソープ。 厳選された材料を使用している、赤ちゃんの肌のうるおいをうばわずに汚れだけを取り去る洗浄料です。 ゆり 大手資生堂の安心感と、小児科医や皮膚科医でおすすめする医師が多いのもドゥーエの特徴。洗浄成分は優しく、洗い上がりの突っ張り感などもありませんが、保湿力はちょっと物足りない気もします |
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ピジョンベビーソープ[固形タイプ]
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90g×2個/607円(税込) |
無着色・無香料 |
石けん |
スクワラン、セラミド配合 |
お肌の成分に近いスクワラン(皮膚保護成分)、お肌に水分を蓄えるセラミドを配合。 皮脂を取りすぎず、うるおいを残しながら赤ちゃんの肌本来の状態に整えます。 ゆり 固形なので、首が座ったあとの赤ちゃん向きですが、石けん成分の洗浄力でさっぱり洗い上げながらも、カサカサしにくい印象です。 泡立ててから使う手間はありますが、やはり固形のコスパは抜群 |
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シャボン玉 ベビーソープ[固形タイプ]
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100g/324円(税込) |
石けん素地のみ |
石けん |
アボカドオイル |
低刺激で保湿性に優れたアボカドオイルを原料に使用しているので、やさしく洗い上げ、肌の乾燥を防ぎます。 ゆり 昔なつかしのシャボン玉せっけん。じいじやばあばの世代にも馴染みのあるアイテムです。 アボカドオイルを原料に使用しているので、純石けんのわりには洗い上がりがしっとりしているのが特徴。とにかくシンプルな石けん!といえば、間違いなくこちら |
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プレミアムベビーソープ[固形タイプ]
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90g/1,944円(税込・定期初回) ※単品2,700円(税込) |
石油由来成分、合成界面活性剤、合成ポリマー、防腐剤、香料、着色料不使用 |
石けん |
ヤシ油、パーム油、アボカド油 |
完成まで2ヶ月かかる「コールドプロセス製法」で作られた、名前の通り「プレミアム」なベビーソープ。3種の天然オイルがお肌への優しさを保ちつつ洗い、潤します。 新生児のお風呂はもちろん。お肌のトラブルを起こしやすい産後のママの洗顔やメイク落としとしても使えるのも特徴。 ゆり 固形石鹸にしては値段もプレミアムですが、厳選された材料でこだわって作られた安心して使えるベビーソープ。ママも一緒に使えるベビーソープは、慌ただしい赤ちゃんとのお風呂タイムにとって、まさに神アイテム |
※公式サイトに価格の記載のない商品・オープン価格の商品は、2019年1月28日現在のAmazon販売価格を記載しています。
総評
同じ価格帯でも、成分や使い心地にかなり差があると感じました。
高価格帯のベビーソープは当然ながら、保湿成分・洗浄成分ともに赤ちゃんへの優しさに最大限配慮されている一方、1000円以下の価格帯の市販のベビーソープでも、気をつけて選べば優しい配合の洗浄成分で作られているものもあります。
個人的には、低月齢~1歳以下までは成分に気を使った高価格帯のもの、お風呂に入れるのも楽になり、お肌も丈夫になってくる2,3歳以降は固形の石けんにシフトして行くことをおすすめしたいです。
沐浴剤とベビーソープの違いとは?
沐浴剤とは、赤ちゃんの入浴剤。
「スキナベーブ」などが有名ですね。
ベビーバスに溶かして使い、お肌に残っても大丈夫な成分で作られているため、上がり湯の必要がありません。
沐浴剤を溶かしたお湯で赤ちゃんを流してあげるだけでいいので、沐浴がとても楽になるのが最大のメリットですが、洗浄力が弱く、きちんと汚れを洗い流せないことと、沐浴剤の成分がお肌に残ったままになることがデメリット。
お肌が弱い子の場合、沐浴剤の成分で湿疹になることもあります。
一方のベビーソープは、その名前の通り「石けん・洗浄料」です。
きちんと洗い流してあげる必要があって、沐浴は少々大変になりますが、汚れをしっかり落とせることから肌トラブルが起きにくくなります。
最近の助産師さんも「沐浴剤ではなくきちんとベビーソープで洗って下さい」と沐浴指導するのがスタンダードになっています。
肌トラブルの予防のためにも、ぜひ沐浴剤ではなくベビーソープを使用してあげてくださいね。
ベビーソープを使うのは、いつからいつまで?
ベビーソープは、新生児から大人まで使用できます。
産院の沐浴指導のときから石けんで沐浴されている子が多いと思いますので、退院した日からベビーソープでしっかり洗ってあげてください。
また、ベビーソープは大人まで一緒に使っても大丈夫なものがほとんど。
「ベビーソープ=汚れが落ちない」なんてこともありません。
ただ、一般的には三歳を過ぎたあたりから、徐々に大人と同じボディソープにする人が多いようです。
幼稚園児くらいになるとお肌もしっかりしてきますし、別々に買うのが面倒になってくるからですね。
ちなみに我が家は、肌の弱い次男がいるので、子ども用には小学生でもベビーソープを使っています。
顔を洗って大丈夫? ベビーソープで髪の毛を洗うのはアリ?
ベビーソープは、もちろんお尻から顔、髪の毛まで洗ってOK。
全身を洗えます。
赤ちゃんが小さくて髪の毛が少ないうちは、頭もしっかりベビーソープで洗ってあげて下さい。
髪の毛が多くて絡まってしまったり、パサパサするのが気になるようなら、ベビーシャンプーの併用もオススメです。
ほわほわの産毛のうちは、全身ベビーソープでまったく問題ありません。
ベビーソープとベビーシャンプーの違いって?
一般的には、ベビーソープは赤ちゃんの体を洗うもの。洗浄成分の他に、お肌を保湿する成分が含まれているものもあります。
ベビーシャンプーは赤ちゃんの髪の毛を洗うもの。洗浄成分の他に、髪の毛を絡みにくくする成分が配合されていたり、頭皮を保湿したりニオイ対策がされていたりするものがあります。
とはいっても、基本的にベビーソープは髪の毛も洗えますし、ベビーシャンプーで体を洗っても問題はありません。
「ベビーシャンプー」として販売されていても「頭・からだ用」と書かれているものも多いのです。
目安としては、ベビーソープで髪の毛を洗っていて、髪の毛がからむのが気になったり、頭のニオイが気になるようになったらシャンプーも使ってあげるのがおすすめです。
参考[薬剤師ママが選ぶ]赤ちゃんシャンプーのおすすめランキング。安心して使えるベビーシャンプーの選び方と正しい洗い方。
ベビーソープの種類
ベビーソープには、固形、液体、泡で出てくるタイプの、大きくわけて3種類があります。
それぞれメリット・デメリットがありますので、自分の環境で使いやすいものを選びましょう。
新生児~首がすわるまでは、赤ちゃんを支えながら洗わなくてはならないので、泡タイプがおすすめ。
おすわりをして待っていられるようになれば、固形や液体でも使えるようになります。
固形タイプのベビーソープ
牛乳石鹸(赤箱)や、シャボン玉石けんあたりがベビーソープとして良く使われます。
固形の石けんは、手のひらやスポンジにとって泡立ててから使うのが基本。
沐浴の際は、片手で赤ちゃんを支えながら、片手で石けんをとって泡立てるのがちょっと大変。
しっかり泡立てないと赤ちゃんのお肌に摩擦を与えてしまうことがデメリットです。
メリットはやっぱり、コストパフォーマンスの良さ。
液体や泡で出てくるタイプの石けんに比べて、価格も安く長持ちします。
沐浴を二人以上で出来る場合や、赤ちゃんをバスチェアに座らせておける状態なら問題なく使えます。
液体タイプのベビーソープ
ポンプ式で、押すと液体の石けんが出てくるタイプのベビーソープ。
こちらもスポンジや手のひらにとって泡立てて使います。
固形と同様に、片手で赤ちゃんを支えながら泡立てるのはちょっと大変。
メリットは固形に比べて、ポンプを押すだけで取り出せるので、使いやすいこと。
液体石けんなら、頑張れば一人でも沐浴可能です。
泡で出て来るタイプのベビーソープ
そのまま赤ちゃんのお肌に泡を乗せれば良いだけなので、使い勝手は抜群です。
きちんと泡立った状態で洗えるので、赤ちゃんのお肌を無駄にこすって刺激になってしまうこともありません。
デメリットは、コスパが少々悪いこと。
とはいっても、毎日ママやパパが1人で沐浴させる場合には、泡が一番使いやすい……というよりも、マストアイテムです。