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赤ちゃんの夏のスキンケア。保湿は必要ないの?

夏の赤ちゃんのスキンケア

ゆり
こんにちは。
薬剤師で3児の母、ゆりです。

夏場はじっとりムシムシ。
乾燥とは無縁だし、保湿もしなくていいかな~と油断していると、赤ちゃんのお肌に次々トラブルが発生……

あせも!? 日焼け!? とびひになっちゃった!?

…なんてことがよくあります。

実は、夏の赤ちゃんのお肌は、冬場よりも過酷な環境におかれているのです。
夏場こそ、ママのスキンケアサポートで、赤ちゃんの肌を様々なトラブルから守ってあげる必要アリ!

夏のスキンケアの基本は「清潔、保湿、紫外線対策、室温の調整」です。

湿度の高い夏場にも気を抜けない赤ちゃんのスキンケア。
詳しくお話していきますので、アツ~い夏にもツルピカ赤ちゃん肌をキープしてあげてくださいね。

夏の赤ちゃんのスキンケアって必要なの?

ママ
湿度が高い夏場は、それほどお肌も乾燥しないし、スキンケアも一休み~
ゆり
待って待って!
夏こそ、スキンケアが一番手を抜けない時期なのよ~!

確かに、夏場は冬に比べて湿度が高いから、「乾燥してカサカサ」というトラブルは減ります。
一方で、夏だからこそ起こるトラブルも山盛りなんです。

自分で汗を拭いたり、シャワーを浴びたりできない赤ちゃんだからこそ、夏のスキンケアはママが冬以上に頑張る必要があるのです。

夏の赤ちゃんのお肌はとても過酷な状況

赤ちゃんの日焼けの対処法

赤ちゃんのお肌は大人の肌に比べて、とても薄く、バリア機能が未熟です。
水分量も、いちばん潤っている夏場でさえ、大人の半分以下。
湿度たっぷりの夏でさえも、常に乾燥しやすい状態なのです。

最近はエアコンでさらっと除湿してしまうため、実はお部屋の中は乾燥気味。

夏場は、さらに汗や紫外線の刺激にさらされて、お肌はとても過酷な状態。
放っておくと、すぐにトラブルに見舞われてしまうのです。

夏に多い赤ちゃんの肌トラブル

汗がお肌を刺激してしまうことで起こる「あせも」。
強い紫外線にさらされることで起こる「日焼け」。
あせもをかきこわしてしまうと起こる「とびひ」。

湿疹や、よだれかぶれ、おむつかぶれなど年間通して発生しやすいトラブルも相変わらず起こります。
とくにおむつかぶれは、オムツの中が蒸れやすくなる季節には悪化しがち。

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……ですが、これらのトラブルはすべてきちんとスキンケアを行うことで予防したり、軽くしたりすることができます。

以下に夏場のスキンケアのポイントをまとめておきますので、ぜひ気をつけてケアしてあげてください。

夏のスキンケアのポイント

夏場のスキンケアは、次のポイントに注意してあげるとうまく行きます。

  • こまめに清潔を心がける
  • ベビーローションで保湿ケア
  • 紫外線対策は万全に
  • トラブルには早めに対処
  • エアコンも上手に使って

詳しくお話していきますね。

こまめに清潔を心がける

夏場の赤ちゃんのスキンケア

夏場のスキンケア、基本中の基本。
いちばん大切なポイントになります。

とにかく新陳代謝が活発な赤ちゃんは、汗を大量にかきます

肌の上に残った汗や不要な角質は、毛穴に詰まったりお肌に刺激を与えたりする原因になってしまうのです。
まずはコレをこまめに取り除いてあげることが大切。

とはいっても、一日に何度も石けんでゴシゴシ洗うのは逆効果なので要注意!

石けんで全身をしっかり洗うのは、基本的には一日一度だけ。
お出かけから戻ったとき、お昼寝から起きたときなど、赤ちゃんが汗をかいたときには、こまめにぬるま湯のシャワーで流してあげてください。

この時、ゴシゴシこする必要はありません。
汗やホコリなどの汚れは、こびりついてはいないので、さっと手のひらで撫でるように洗い流してあげれば十分です。

ベビーローションで保湿ケア

夏場も大人に比べてぐっと水分量の少ない赤ちゃんの肌は、乾燥しがち。
きちんと保湿することでバリア機能をサポートして、夏の肌トラブルから守ってあげることが必要です。

シャワーで汗を流すたびに、たっぷりの保湿剤で全身を保湿ケアしてあげてください。
クリームタイプやオイルタイプだと夏場はちょっと重たいかな……という場合には、さらっとしたローションタイプの保湿剤がオススメ。

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もちろん、赤ちゃんのお肌の状態によっては、夏場でもこってり目のクリームがピッタリということもあるので、お肌の調子を見極めて選んでくださいね。

紫外線対策は万全に

お肌のバリア機能が未熟な赤ちゃんにとって、紫外線対策は一年中とても大切ですが、夏場は必須中の必須。
日焼けしてしまうと、真っ赤になってヒリヒリしたり、水ぶくれになってしまったりと大変です。

ちょっとした日常のお散歩でも、きちんと紫外線ケアをしてお出かけしましょう。

日焼け止め選びは以下のページを参考にしてみてください。

参考[ママ薬剤師が選ぶ]赤ちゃんにも安心な日焼け止めの選び方とオススメランキング-2018年版

トラブルには早めに対処

赤ちゃんの肌トラブルは、ひどくなる前に対処することが大切。
軽いうちにケアしてあげれば、案外すぐに良くなってしまうことが多いのも赤ちゃんの肌の特徴です。

それぞれの症状にあったホームケアはもちろん、「これはちょっとホームケアでは手におえないかも…」と思ったら、すぐに皮膚科を受診するようにしましょう。

エアコンも上手に使って

赤ちゃんのあせもを予防する一番の対策が、じつは室温を管理すること。

あまりに暑いお部屋にいると、体温調節がまだ未熟な赤ちゃんは、熱中症になったり体調を崩してしまうことも。
赤ちゃんが小さいうちは、適切にエアコンを使用して、快適な室温を維持してあげてくださいね。

注意ポイント

冷やしすぎないこと、また冷房の風が直接赤ちゃんにあたらないように気をつけてあげてください。

まとめ:夏もスキンケアは大切

夏場は湿度が高いので、保湿はいらないのでは…?と思いがちですが、赤ちゃんのお肌は一年中乾燥気味。
エアコンで乾燥したり、汗や紫外線の刺激にさらされたりと、冬のカサカサ以上に過酷な状態です。

夏のお肌のトラブルを予防するためには、ぬるま湯シャワーで汗をこまめに優しく洗い流した後、しっかり保湿することが大切です。
お外に出かけるときには、紫外線対策を忘れずに。

暑い日にはエアコンも適切に使って、赤ちゃんの身体に負担がかからないような環境を整備してあげてください。

夏場も気を抜かず、ツルピカ赤ちゃん肌を目指して頑張りましょう!

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ゆり

ゆり

三人の子を持つママ薬剤師。 乾燥肌でつねに皮膚トラブルに見舞われている次男をなんとかしようと、色々なケアを試行錯誤中。 薬剤師としての知識とママとしての立場から、困っているママの手助けになるような情報を発信しています。

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