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保湿剤について

赤ちゃんの保湿剤の正しい塗り方とは

保湿剤の塗り方

ゆり
みなさん、こんにちは。
薬剤師で3児の母、ゆりです。

保湿剤は正しく塗ってあげることで、より赤ちゃんのお肌をスベスベに近づけてあげることが出来ます。

せっかく塗るなら、できるだけ効果をアップさせたいですよね。
塗るタイミングから、塗り方のポイントまでまとめてみましたので、ぜひ参考にしてみてください。
※あくまでも保湿剤の塗り方なので、皮膚科で処方されたお薬の場合は、医師の指示に従ってくださいね。

保湿剤を塗るタイミングは朝と夜

赤ちゃんの保湿剤の塗り方
保湿剤を塗るのは、基本的に「朝と夜」の一日二回です。

朝起きたときは、温かい濡れタオルで優しく顔を拭いてあげたあと、お着替えのタイミングで全身に保湿剤を塗ってあげます。
夜は、入浴後にお洋服を着せる前に全身を保湿ケア。
(お昼~夕方に入浴する場合には、入浴後+寝る前(パジャマに着替えるタイミングで)にも塗ってあげるとGOODです)

それ以外にも、「乾燥してるな~」と思ったら、いつでも塗ってあげてください。

よだれやたべこぼしでお口の周りが汚れたときには、キレイにした後に保湿剤を塗り直し。
おむつかぶれなどの場合は、お尻もこまめに清潔→保湿してあげてください。

保湿剤を塗る順番とポイント

ポイントは次の通りです。

  1. お肌を清潔にする
  2. ママの清潔な手ですべらせるように塗る
  3. くびれた部分も忘れずに
  4. 二種類以上塗る場合は、ローション→ミルク→オイルの順番

順番に説明していきます。

お肌を清潔にする

まずは、お肌を清潔にします。

いきなり保湿剤を塗ったらだめなの?
ママ1

ゆり
お肌に汚れが残っていると、汚れ=お肌にとっての刺激物質を塗り込んでしまうことになるの。
手口拭きやおしりふきでも大丈夫なので、まずは汚れを拭き取ってから、保湿ケアを始めるのが鉄則だよ。

入浴時には、脇の下や足の付根、ヒジや膝の裏などのくぼんでいる部分をしっかり広げて洗ってください。
首の部分も汚れがたまりやすく、汚れが残っていると肌荒れや炎症の原因になってしまいます。

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ご飯やミルクのあとのお口周りの汚れは、ぬるま湯でぬらしたタオルか、しめらせたコットンでやさしく拭き取ってください。
汚れがこびりついてしまっているときは、こすらずにベビーオイルなどでしめらせたコットンで拭き取ると、やさしく落としてあげることが出来ます。

保湿剤を塗るのは、お肌を清潔にしたあと」と覚えておいてください。
※保湿剤を拭き取ってから塗るという意味ではないので、特に汗もかいてないし汚れてもいない場合は、そのまま保湿剤を塗ってしまってOKです。

ママの清潔な手ですべらせるように塗る

ベビーローションを塗る量
ローションやオイルタイプの保湿剤は、たっぷりと手のひらにとり、赤ちゃんの体全体にすべらせるように塗っていきます。
この時、ママの手と赤ちゃんの肌の間に摩擦がなく、スルスル滑るくらいの量が最適。
だいたい、一円玉のサイズで大人の手のひら二枚分に塗る目安です。

塗り終わったあとに、ティッシュペーパーがお肌にくっつくくらいたっぷりめに塗って下さい。
しばらくはベタベタしますが、すぐに浸透していきますのでご安心を。

クリームタイプの場合は、手のひらにとるとママの手に浸透してしまうので、手の甲に出すのがオススメ。
ママが美容クリームやリキッドファンデを塗るのと同じように、塗りたい場所にポツポツと乗せてから、すべらせるように塗ってください。

オススメの順番は、「顔→腕→胸&お腹→背中→お尻→足」ですが、赤ちゃんのゴキゲンに合わせて、どんな順番でも大丈夫です。

ゆり
オイルやローションの場合は、ベビーマッサージの潤滑剤としてマッサージをしながら塗ってあげるのもオススメです。

くびれた部分も忘れずに

ヒジ、ひざの裏や、首、足の付け根のくびれ部分にも、お肌を広げてしっかり塗ってあげてください。

くびれの部分は、「こすれやすい」「汚れがたまりやすい」と、一番炎症が起きやすいポイントです。
保湿剤で保護してあげることで、トラブルを大幅に減らしてあげることが可能になりますので、しっかり塗ってあげましょう。

赤ちゃんが嫌がるときは…

無理に押さえて塗るのではなく、ママのお膝に抱っこしてあげたり、マッサージしながら塗ってあげたりと、コミュニケーションをとりながら塗ってあげると、ご機嫌で塗らせてくれることがあります。
特に、小さな赤ちゃんの場合は、お歌を歌いつつマッサージをしながら塗ってあげると、保湿剤を塗るのを楽しみにしてくれるようになります。

この場合のマッサージは、別にしっかりとした手順である必要はなく、自己流でも全然OK。
マッサージにびっくりする子の場合は、オムツ替えで良く触られている足から順番にマッサージしてあげると受け入れやすくなります。

二種類以上塗る場合は、ベビーローション→ベビーミルク→ベビークリーム→ベビーオイルの順番

保湿剤を塗る順番

ローションだけでは物足りないから、クリームをプラスしたり、ベビーオイルをプラスしたりということはよくありますよね。

この時、お肌に塗る順番がとても大切なので覚えておいて下さい。
基本は「あぶらっこいものほど後に」です。
迷ったら、ママのスキンケアと同じ順番にしておけばほぼ大丈夫。

特に塗り方の指示がない限り、サラサラしているものから先に塗ります。
ローションを塗る場合にはローションが一番最初。
ママのお顔と同じで、化粧水タイプ→ミルクタイプの順番です。

クリームを塗る場合には、ローションでお肌を整えた後。
カサカサしている部分をメインにしっかり塗り込んであげて下さい。

オイルの働きは、お肌に膜をつくって水分や有効成分の蒸発を防ぐこと。
なので、一番最後にお肌にラップをかけるイメージで塗ってあげるとGOODです。

ゆり
ただし、病院で処方されたお薬を塗るときには、どのタイミングで塗るのがいいのか、担当のお医者さんや薬剤師さんに確認してくださいね。

最後の仕上げにおすすめの保湿剤

乾燥が強めだから、ベビークリーム→ベビーオイルと塗って上げたいけれど、どうしてもベタつきが気になってしまう…という場合や、一本でしっかりお肌を保護してラップ効果を出してくれるものはないの?? というときにオススメなのが、【ファムズベビー】というお肌を保護する保湿剤。

ベビークリームやオイルの役割をムース状の泡でお肌にうすい膜を張ることでサポートしてくれます。
オイルやクリームのようにベタついたりテカったりせずに、さらっとした仕上がり。
なにより、オイルやクリームはしっかり塗っても石けんで洗えば落ちてしまうので、また塗り直さないといけないのですが、ファムズベビーは石けんで洗ってもタオルでこすっても8時間効果が持続するので、塗り直しの必要なし。

もちろんベビーローションを塗ったあとに使用してもokですし、ファムズベビー自体にもお肌本来の保湿力をサポートする働きがあるので、これ一本でもきちんと保湿剤としての役割を果たしてくれます。

重ね塗りにストレスを感じている方は、ぜひチェックしてみてくださいね。
我が家でも手放せない愛用アイテムです。

ファムズベビー

お肌の表面に薄い膜を張ることで、長時間お肌を保護してくれる保湿&保護剤。
外部からの刺激によって起こるトラブルの原因をシャットアウトしてくれるので、あせも、おむつかぶれなどからもお肌を守ってくれます。安心の日本製で新生児から使用OK。
母子手帳の副読本にも掲載されている安心のブランドです。
安全性 使いやすさ 保湿力 価格
パッチテスト/スティンギングテスト/急性経口毒性試験済み 泡ででてくる
ムースタイプ
およそ8時間
※石けんで洗っても
保湿効果は持続
 

85g/2,592円
(税込・単品購入)
※1缶でおよそ一ヶ月分

弾力のある泡が出てくるムースタイプの保湿剤。
無香料、パラベン不使用で新生児から使用ok。

お肌に薄い膜を貼るように保護することで、お肌本来の保湿力とバリア機能をサポートしてくれます。
なんといっても魅力は一度塗れば、保湿力が8時間持続すること。
汗をかいたりよだれを拭き取ったりしても、落ちてしまうことがなくずっとお肌を守り続けてくれます。
あせもやおむつかぶれなどのトラブルがあるお肌にも使用でき、刺激になる物質から長時間守ってくれるので、お肌が弱く、トラブルを起こしやすい子にもぴったりです。

お肌が本来もっているバリア機能をサポートすることに特化しているので、アレルギーや刺激を起こしてしまう成分が極力排除されていて、新生児や超敏感肌の子でも安心して使えるのもオススメのポイント。

 

まとめ

保湿剤は、基本は朝と夜に、清潔なお肌に塗ります。
その他、汚れを拭き取ったり、乾燥してきたときには塗り足してあげましょう。

ローションやオイルはたっぷり手にとって、すべらせるように全身へ。
クリームの場合は、塗りたい場所に、ポンポンと置いてから優しく手のひらで伸ばしていきます。
(塗り方は基本的にママのお化粧と同じです)

「スキンケアは楽しいもの」と赤ちゃんが思ってくれるように、ママも必死な顔をせず、ニコニコ笑顔でお話したり、お歌をうたったりしながら楽しく塗ってあげてくださいね。
きっとスキンケア大好きになってくれますよ。

スキンケアを楽にするには、塗りやすい&塗り心地の良い保湿剤を使うのも大切
実際に使用して使いやすかったものをまとめていますので、赤ちゃんの保湿剤の選び方とオススメランキングの記事もあわせて参考にしてみてくださいね。

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ゆり

ゆり

三人の子を持つママ薬剤師。 乾燥肌でつねに皮膚トラブルに見舞われている次男をなんとかしようと、色々なケアを試行錯誤中。 薬剤師としての知識とママとしての立場から、困っているママの手助けになるような情報を発信しています。

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